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住宅強度不足。「感覚でやった。」

岩手県北上市の建築設計事務所が設計した市内の一戸建て住宅11軒に、地震や風に対する壁の強度不足などの設計ミスがあることが分かり、北上市が28日発表した。設計責任者の建築士は市の調査に「強度の計算をせず、経験に基づいた感覚でやってしまった」と話している。

【2015年8月28日 産経新聞webより】』

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<実行委員会事務局より>

専門家である建築士が、「感覚でやった」とは。
木造住宅には、確認申請時(役所に建設する許可を得るとき)に、2階建て以下だと構造計算書を提出する義務がないから、このようなことが起きると思います。
いままでの経験から”このくらいで大丈夫だろう”と思っても、実際に暮らすお客さんは「専門家の建築士だから大丈夫」と思ってお願いしています。専門家である以上、構造に関しては、きちっと構造計算しておくことが、本当の意味での専門家なんだと思います。

 

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