大手建設会社が建てた名古屋市千種区の分譲マンション「フォレスト東山パークハウス」(五棟、計百二十八戸)で、建築図面に記載された耐震用の「構造スリット」約五百五十カ所のうち百六カ所が未施工で存在していなかったことが、住民でつくる管理組合の調査で分かった。深さ不足など施工が不十分なスリットを合わせると、全体の六割に近い三百十四カ所に問題があった。調査に立ち会った専門家は「明らかな手抜き工事。大地震で深刻な損壊が生じる危険性がある」と指摘。建設会社が補修工事を進めている。
情報源:中日新聞web
杭だけでなく、構造スリットに不具合。マンションを購入した人にとってはとても不安です。これからマンションを検討している人にとっても、業者を信じているし、わからないことですね。建物を建てる人の意識と責任感が問われる問題です。
(耐震住宅100%実行委員会 事務局)