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2017年11月17日

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次郎長生家が登録有形文化財に指定されました

2014年に、耐震住宅100%実行委員会が建物の保全を目的とした「あなたの残したい建物コンテスト」を開催しました。全国からの420件の応募があり、一般投票から大賞に選ばれた「清水の次郎長生家」が耐震改修工事を経て、2017年11月17日に登録有形文化財に指定されました。既存の間取りや歴史を重ねた雰囲気をそのままに、壁を増やすことなく耐震性を上げるという、建築的な矛盾を解決に導いた新たな耐震の形です。

■ 清水の次郎長生家

住所:静岡県静岡市清水区蓑輪町4−16
電話:054-353-5000
定休日:火曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)、年末年始
営業時間:10:00~16:00(土日祝は10:00~17:00)
入場料:無料

■ 耐震改修工事 概要

  • 設計:杉山智之建築事務所
  • 施工:株式会社アキヤマ
  • 構造設計・施工:有限会社マルワ建工
  • 構造監修:株式会社エヌ・シー・エヌ

■ 改修の基本方針

◎歴史的、文化的価値が損なわないように配慮する
清水発展の立役者である次郎長の生家である事、幕末期の商家が残されているという事は歴史的にも建築的にもその価値は大変高く、また、屋根の清水瓦は失われた地場産業を世に伝えるという、資料的にも大変重要な存在であることから、清水瓦や内外装材で使用可能な材は再利用しました。
◎安全性・耐震性向上の実現
多くの来館者が訪れる施設としてはもちろんの事、老朽化に対しての安全性の確保と後世に伝えるという意味でも重要となることから、耐震性を向上しました。
◎大空間を活用した施設の可能性を追求
耐震改修によって構造的に強度を増すことで、2階に広い空間をつくることができました。地域に開かれた施設としての使用も可能となり集会場やイベント会場として活用することで街の活性化へ寄与します。