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Home › コラム › 地震のココロ構え › 集まれる場があることと、場を活かせる人たちがいること。

集まれる場があることと、場を活かせる人たちがいること。

taishin     Comment Closed     コラム, 地震のココロ構え

成瀬友梨 写真成瀬友梨さん

なるせ・ゆり●1979年愛知県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。成瀬友梨建築設計事務所設立を経て、2007年より猪熊純氏と共同で成瀬・猪熊建築設計事務所を開設。2009年より東京大学助教に。陸前高田まちのリビングプロジェクト『りくカフェ』をはじめ、『柏の葉オープンイノベーションラボKOIL』のイノベーションフロアの設計や、新築のシェアハウス「LT城西」など、「シェア」をキーワードにした設計も数多い。「INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARDS」など受賞多数。ニーズに合わせて、変化していくスペース。


東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で、
地元のお母さんたちがはじめた一軒のカフェ。
『りくカフェ』は、地域のために何かをしたい! という
強い思いから生まれたコミュニティカフェ。
一軒のカフェが、新しくコミュニティを編み直した。


集まれる場があることと、
場を活かせる人たちがいること。

2012年1月初め、岩手県陸前高田市に、一軒のカフェがオープンした。名前は『りくカフェ』。建築家の成瀬友梨さんはその立ち上げに、建築、街づくりの専門家として参加した。「東日本大震災直後から、建築という自分のスキルを使った支援は何だろう? と考えていました。そして、被災した人たちが集まれる場が必要なのではと思い立ち、企業が資材やお金を支援して、『集まる場』を実際につくるという仕組みを示した企画書をつくり、企業に提案を始めました」。
いっぽう陸前高田市では、津波の被害を免れた人が、自宅を開放して全国各地の知人から届いた物資を近隣に配る活動をしていた。しかし、自宅では来られる人が限られると感じ、「何か良い方法は?」と悩んでいた。 そんなふたつの出来事が巡り合い、りくカフェが誕生した。津波で大きな被害を受け、バラバラになった地域の人が集まれる場所としてつくられたコミュニティカフェだ。「地元の運営メンバーとは、何ができるか、何をするか、どんな場所をつくるか、建物のことだけではなく、運営などソフト面まで、様々なことを何度も話し合いました」と成瀬さん。「どう使われていくかもわからない、ゼロからのス
タート。あらゆる状況を考えて、そのすべてのことができるようにデザインしました」。
完成したカフェは、かつてのご近所さんが集まり旧交を温める「町内会」を開いたり、コーラスグループが歌を披露したり。さらには、地域外から数多く訪れるボランティアと地元の人とが出会える場所にもなった。「りくカフェのように、『あそこに行けば誰かに会える』という場所があることは、災害のときは、とても心強いことだと思います。いざというときのために、そうした場所を見つけておきたいですね」と成瀬さん。

ニーズに合わせて、
変化していくスペース。

オープン当初は、お茶を出すだけだったりくカフェも、軽食が販売されるようになり、イベントが開催され……と、ニーズに合わせて変化しながら4年が経った。仮設だった建物も、2014年の10月には本設となり、厨房設備がなかった仮設の建物では提供できなかったランチも始まった。ランチは、運営メンバーの一員である医師の意見を取り入れた「健康ランチ」。生活が変わったことによるストレスや、狭い仮設住宅での慣れない生活で、体調を崩す人が多いことから生まれたメニューだ。そこには、「地域の人たちに何かをしたい」というメンバーたちの強い思いがある。提供する側もされる側も、同じ地域の人。だからこそ、きめ濃(こま)やかなサービスができる。
「りくカフェはこの4年間、地域のニーズの変化に合わせて、多様な役割を展開してきました。 場を活かすプレーヤーが揃っていたのは本当に幸運でした。ふだんからこういう場所があり、活き活きと運営され、そこに人の繋がりがあることが、災害時も活きてくるのだと思います」

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